東日本大震災や、それに伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故は、甚大な被害をもたらしました。また、この一連の出来事は日本の抱える課題や地方の疲弊した状況が顕在化されました。私たちは、こうした震災の記憶を伝え、また震災から学ばなければなりません。思考を止めてしまうのではなく、小さな一歩を踏み出さなければなりません。そうした思いから、特定非営利活動法人アースウォーカーズでは、高校生の可能性を広げ、もっとたくさんのことを学びたいと思ってもらえるように、福島の高校生をドイツに派遣する活動を行っています。
【2018年 プロジェクト概要】
日 程:2018年7月〜8月に12日間程度。
(昨年度は2017年7月31日~2017年8月16日の18日間開催)
募集期間:2018年4月1日〜2018年4月25日(水)消印有効
渡 航 先 :ドイツ国内
参加人数:高校生8人
参加対象:福島県に在住している高校生、福島県から原発事故の影響で移住している高校生
内 容:福島の高校生とドイツの高校生の交流プロジェクト
・福島の現状をドイツで報告する。
・現地の高校生との交流を通じて国際的な感覚を学ぶ。
・東日本大震災での体験を報告し、ドイツのエネルギー政策について現地の高校生らと交流しながら学ぶ。
・観光地や歴史文化などに触れる等
参加費用:135,000円(参加申込費はアースウォーカーズの福島支援全般に活用します)
【申し込みはコチラ】
福島・ドイツ高校生プロジェクト募集要項.pdf
福島・ドイツ高校生プロジェクト申込書.pdf
福島・ドイツ高校生プロジェクト同意書.pdf
代表挨拶
【プロジェクト内容】
・福島の高校生による被災地報告
ドイツの同年代に向けて、福島の高校生が震災当時の状況などについての報告を行います。東日本大震災を日本の記憶だけに留めずに、現地の人と共有します。震災の記憶が風化されないように、福島の高校生が真っ直ぐな言葉でドイツの方々に投げかけます。
・戦跡フィールドワーク
本物に触れることは、大きな学びになります。戦跡フィールドワークでは、街に飛び出し、ドイツの戦跡を巡ります。机での学びではなく、フィールドワークを行うことで、さらに戦争と平和について考えを深めます。
・ドイツの高校生とのディスカッション
戦争と平和や環境問題について、ドイツの高校生とディスカッションを行います。日本とドイツの課題や問題点から、新たな解決策を模索します。また、ドイツの議論の進め方にも、日本との違いを感じることになります。ディスカッションをするには、知識や独創性も必要になり、大きな成長につながります。
・ホームスティでの異文化体験
この研修のテーマのひとつに、「あたりまえを疑う」ということがあります。日本での生活とドイツの生活との違いを感じ、ドイツの文化を楽しみます。ドイツのホストファミリーとの交流を通じて、コミュニケーションをとる力や感謝をする心を培います。多くの出会いを体験し、たくさんの価値観に触れてほしいと思います。
※過去の活動は《こちら2015年活動報告書より抜粋pdf:15MB》でご覧になれます。
この企画は、皆様からの寄付により成り立っています。
少額からでも大歓迎ですので、資金的にご支援してくださる方を募集しています。
詳細はコチラ!!
【お問合せ】
担当:小玉 090-8301-1123